Aurinko アレンジモデル 建築日誌パート2


一段目がセットされました。マシンカットは最初が重要、あとは順番に積んでゆくだけ。
お天気はイマイチですがどんどん積み上げます。


ログにはシーリング材をつけながら積んでいきます、お手伝いさんがタッカーで付けてくれます。


ログを積む前に大引をセットします、国産桧の4寸角を近くの森林組合から調達
※束はプラ束採用です、この画像のは仮束


パタパタパタッと家の形になっていきます、高い部分はクレーンで吊り上げます。
今回は道具がないので帯でログを吊りました。天気は晴れたりガスったり。
ドーマーの下部には補強のアウトリガーが張り出します。他メーカーではほとんど無い仕様です。
建物幅10mも1本もののログで来ます、ラミネート材のメリットです。無垢ログでは6mが限度


足場をかけ上棟の準備です、小屋部分はツーバイ工法が標準仕様ですが、今回は在来工法にアレンジしました。
既に棟木と母屋の束が立っています。


垂木の煽り止めのL字プレートを母屋につけておきます。同時に1階部分の根太掛をとりつけます。

上棟です、ホゾを組んで母屋、棟木の順に束に載せます。
垂木をかける前にドーマーのフレームが必要なので下で組んでクレーンで載せます。
一本もののラミネートビームは300k(クレーン読み)あったとか・・・

垂木を流して2Fの仮床を作りました。野地合板のサイズがサブロクだったので後々影響を及ぼしました。
たかが2センチ、されど2センチ、まっ仕方ないかっ。垂木もフィンガージョイントの一本ものです。
重い・・・とにかく重い・・・


小さくまとめて煙突のフレームと天窓の開口部、野地の前に通しボルト入れます。
画像はありませんが垂木と垂木の間には転び止めを兼ねる面度板を入れます。
誰ですか?とりつけるの面倒だからってメンドー板なんて言ってるのは・・・


垂木が流し終わったら破風板と鼻隠しを付けます。
全部で3枚、しかも皆垂木並のスペックなので重いし位置合わせ大変だし、3人かかりでとめました。
ひと息つくまえに野地合板を貼って屋根を仕舞います。エアの釘打機でバンバン打ちます。
私もせっせと合板をカットします。


こちら側の野地は施主が仕上げました。足袋で8寸勾配にふんばる。足袋はエライ!!
野地が終わるか終わらないかで屋根屋さん登場!!
ルーフィング早い早い、追い立てられています、ドーマーサイドがまだなんだぁぁ。

 

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