HONKA SUMMIT2005
FINLAND

2005年度のホンカサミットに参加して来ました。
ホンカサミットとは、世界各国のディーラーを集め、ホンカの会社としての
方向性や考え方などを発表するセミナーと、各位の懇親を計る為のイベントで
5年に一度開催されます。今回は2回目でヘルシンキでの開催です。

 
前夜祭まで時間があるので、ヘルシンキ市内を観光、まずは国を代表する作曲家シベリウスを讃えたシベリウス公園のモニュメント
岩をくり抜いて作られたテンペリアウキオ教会、ドーム状の屋根で音響が良く、コンサートも行われます。

 
港にあるマーケットホール、中は普通に市場。どの店も店構えは一緒、照明がお洒落でした。
主に魚介や生鮮食料品の店があります。日本人のいる寿司屋もあります。

 
オリンピックスタジアム、今夏にここで世界陸上が行われますね。
赤レンガの美しいウスペンスキ寺院、中も素晴らしいです。スラブ・ビザンチン様式の代表的な寺院1868年築


有名なヘルシンキ大聖堂、こちらは1852年に建てられた。
サンタクロースのモデルと言われる聖ニコラウスの名前からニコライ教会とも呼ばれていた。
フィンランドの象徴的な建物です。

 
前夜祭、立食パーティです。ステージではホンカ幹部のスピーチ、堅苦しいのは少しだけ、何しゃっべってんのか半分も分からず。
ゲストで登場したのはフィンランドの歌手
Laura、ヨーロッパではメジャーな歌手だそうだ。
彼女がホンカのイベントに出演するには訳が有る、そう彼女もホンカのログハウスに住んでいるのだ。
ホンカの住み心地に満足な彼女は、何かとホンカのプロモーションに出てくれるのだとか。
塗料メーカー、ティックリラ社も参加してます。

 
やっとサミットスタートです、会場はヒルトンヘルシンキ・カラスタヤトルッパ・・・舌噛みそうです。
新しい体制やホンカとしての新しい取り組み、ホンカのログハウスメーカーとしてのビジョンなどを
分かりやすく説明、拡大するマーケットに対応する為の設備投資や新しい製品などの発表もあります。
ロシアで進められている世界最大のログハウス建築計画ソチプロジェクトのレポートなどもありました。
延べ床面積4500平米のホンカログハウスを建築中なのです。
ティックリラ社からのスピーチもありました、ヨーロッパでは6番目の規模だとか。


セミナーの途中で表彰式、ナント本物のサンタが電動スクーターで登場。
表賞されたのはホンカジャパン、何故か私も壇上に引っ張り出される。
このスクーター、どうやって日本に届けられるのだろう・・・。

 
新製品、ログの内側にツーバイフレームの壁を作り、セルロースファイバーを充填したログ壁
この手法は他社でも既に商品化されているが、ホンカとしてもマーケットの裾を広げる為に商品化したそうだ。
薄い(安い)ログでも十分な断熱性能を持つ事が出来、丸ログでありながら室内をフラットに出来る。
右はデコログとセルロースファイバーとの組み合わせ。
日本ではこの仕様での販売予定はありません。

 

新しいデコログ、91ミリのノンセトリングラミネートログ、ノッチはカバーされ一見すると太いログに見える。
実際のログは91ミリだから、内側に断熱層を作る。手間はかかりそうだけど材料費は安いそうだ。
最もヨーロッパではログのセルフビルド比率が高いので、手間はさほど問題にならないのだ。
デコログの日本での販売予定はありません。


これは日本でも発売されそうなMRL230ミリラミネート丸ログ、6ピース集成の角ログを丸く削った製品。
これのMRL260は既に販売中ですが、余りの高価格ゆえ少し小さくしたのだそうです。
230は260に比べかなり安く抑えられるそうです。
他にも新しい建具の紹介や、ティンバー材などのサンプル展示が行われました。
今後どれかの製品は日本でも販売される事になるでしょう。


セミナーの後は懇親会、若手社員の企画で内容は完全にシークレット
ホテルからバスで駅に移動させられ、貸切列車でどこかへ連れていかれる・・・
列車内で防寒服と防寒靴に着替えさせられ、ワインやビールで一足先に出来上がっているスペイン勢
流しのギターもやって来てそりゃ大騒ぎ
1時間程して着いた場所は・・・Lahti
そう、ここはワールドカップノルデッイクスキーやジャンプ競技の行われるラハティ競技場なのです。


こんな所で、しかも夜に何をするのか。結局よく分からないまま屋外で食事したり、団体でソリに乗ったり
ジャンプ台はエレベータが動いてて上まで行けました。ラージヒルk点120mはここから飛ぶのです。ひぇぇぇ
手摺に日本人ジャンパーの落書きがありました。
競技場貸し切って何かよく分からないまま花火まで打ち上げて終了。
フィンランド人は何かにつけイベントやってお祭り騒ぎするのが大好きなのでした。

 
セミナーも終了し、ヤルベンパーのホンカラケンネ本社訪問。増築を重ねた本社社屋のログ
1Fの一部はカフェになっていて、誰でも入る事が出来ます。
ヘルシンキからはそう遠く無いのでフィンランドへ行く機会が有ればぜひお立ち寄り下さい。

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