Aurinko アレンジモデル 建築日誌パート4


軒天井貼です、サネのメス打ちで釘を見せない仕上げです。上を向きながらの作業は大変です。


妻壁は合板を貼り防水シートで覆われました、性能に定評あるタイベックを使用
建具もついたので、やっと家の外と中が区別できるようになりました。

 
敷目板貼の2枚目です。釘は真鍮丸アタマを脳天打ちです。ネイラーが使えないので一本ずつ手打ちです。


断熱工事に入る前に電気配線を通しておきます。1Fはログ壁の中、2Fは比較的自由に配線できます。
建築中に光ファイバーも引き込まれました(^o^)、家の中にLAN配線も仕込むので各機器の位置も
予め決めてあります。ファイバーケーブルは断線すると大変なので丸めておきます。


断熱材のグラスウールです。厚さ100ミリ16kを使用、九州では50ミリの10kが一般的のようです。
ここは標高400超の準寒冷地、これでも関東よりはスペックダウンです。

垂木間に断熱材を入れていきます、195ミリの垂木に対して断熱材は100ミリ
残りの95ミリは屋根裏換気のスペースになります。

 
びっちりと断熱材をいれていきます。
ちょっとブレイク、今日はいい眺め・・・雲と太陽光がなんとも・・・


今回の秘密アイテム、サーモウール  羊毛で作られた断熱材です。
残念ながら建材屋さんは存在すら知らないものでした。廃ガラスから作られるグラスウールは無機物なので
発泡系断熱材よりは安定した物質です、しかし施工により飛び散るガラス繊維による健康被害は皆無ではありません。
特に切断によるガラス繊維の飛散と呼吸による吸込みが問題です。できるだけGWを切らなくていいように
建具廻りなどの狭く小さな場所にはこのサーモウールを使用しています。値段の高いのが珠に傷。
触ってごらん、ウールだよ!!
(ToT)お約束


屋内給水には架橋ポリエチレン管によるサヤ管ヘッダーシステムを採用しました。
TOTOさんの純正品「配管王」です、給水系統が少ないのでコンパクトヘッダーです。
寒冷地なので保温管仕様なのと、ヘッダーの設置を基礎内にしています。工事はラクチン♪
給水ヘッダーと給湯ヘッダーを設置して配管をとりつけました。


こちらは排水システム、TOTOの「排水王」です。
屋内で排水を一つにまとめ一ケ所で屋外へ出す集中排水システム、メリットは屋外に枡をたくさんつけなくてよい
狭少地なら土地の配管スペースを狭くできる、メンテナンスが楽程度です。


間仕切壁の部分のログ壁に溝を掘っています、普通にドン付けで壁を付けると
ログとログの間の三角の部分から向こうが見える・・・光が漏れてくるんです。
壁板の厚みで溝を掘って差し込むことで仕切りを確実にします。


2Fのテラスです、根太をかけ床板を貼ります。455ピッチの根太に20ミリ厚の床板です。
どんどん仕上がっていきます。


1Fポーチ部分の大引です、エキストラログを加工して作っています。余った材料は有効に使います。
建築現場の少し上から見える風景です。左が鶴見岳、右が豊後富士・由布岳、その先が湯布院
ここから湯布院まで30分もかかりません、向うは由布岳のみ、こちらは鶴見岳に別府湾
高崎山も見えるし、ちよっといけば四国も見渡せるぞ(^o^)←勝ったつもり

 

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