大分県由布市湯布院町 「湯布院山荘」
カスタムオーダー4LDK
112ミリラミネートログ

土地の傾斜を利用した2F玄関の総ログ積です

 
駐車場から玄関迄のウッドデッキも段差を少なくしています。

 
駐車場脇の小屋はプロパンガスボンベ庫です。
コスト節約の為にデッキ下の基礎はキャンティレバーにしました。
台風対策で屋根も二段にしています。
塗装のメンテナンスが大変なので、実績のある高耐久塗料を使用。

 
左が二階、右が一階のバルコニーです、南湯布院の景色が一望できる贅沢な空間です。

 
玄関内部、三和土はタイルですが段差は僅かです。車椅子でもそのまま室内に入れます。
キッチンと家具屋に作ってもらったカップボード、右は食品庫。
大きな収納スペースを作りました。

 
二階のトイレと洗面所、広いトイレは何かと便利です。洗面台とガラスの棚を設けました。

 
リビングにはSCANの薪ストーブ、右はメインベッドルーム

 
一階の脱衣所兼ユーティリティー、トイレはオープンで洗面台とパーテーションで
仕切っています、スペースが広いので使い易いです。
パーテーションにはストックスペースや棚を設けています。
この洗面台は車椅子対応タイプです。

 
木仕上げの浴室、バスタブは土佐檜です。エプロンに腰掛けられる様に特注。
檜のスノコも袴をはかせて脱衣所との段差を少なくしました。

 
浴室奥にはフィンランドサウナを設置、至極のバスタイムを。
暖房用に各部屋にガスを引いてあります、ガスファンヒーター用電源も用意しました。
湯布院ですからエアコンは必要ありません。

ご見学ご希望の方は0120-0977-28迄ご連絡ください。



建築の様子はこちら

 
玄関のブリッジが完成しました。駐車場脇にはプロパンガスのボンベ庫を作りました。
残材で屋根をつけてやる予定です。

 
足場が解体されてやっと建物全体がよく見えるようになりました。
正面アプローチはウッドデッキのブリッジです、ここは日晒し雨ざらしなのでセランガンバツを使います。
根太はこの場所に生えていた檜を四寸角に挽いた材が担います。

 
設備器機の取り付けが始まりました。照明、キッチン、トイレに洗面台と結構たくさんあります。
塗装屋さんは窓のフレームの塗り分けです。細かな作業ですか丁寧に塗り分けます。

 
床貼りが始まりました。やっとここまで来たという感じです。穴の開いている部分は床下点検口が付きます。
室内のトリムボードも仕上げられています、どんどん仕上がっていきます。

 
建物内部は造作工事がペースアップして行われています。これはバスルームとサウナルームの二重壁フレーム
造り付けの風呂はセトリングを考慮して二重壁で防水区画を作ります。
セトリングする壁とセトリングしない壁にまたがる建具の取り付けは少々やっかいです。
このフレームを利用してパイプスペースも確保です。

 
塗装工事が始まりました、建物半分塗ってありますがどこが塗ってあるか分かりますか?
塗料はティクリラ社のヴィンハという水性塗料です、ナチュラルな色ですね。
残っている土木工事の最後、駐車スペースのコンクリ打が行われました。

 
階段が付きました。独特のささら形状のU字階段、この階段は人間工学に基づいて
設計されており、曲り階段ながら一定の歩幅で昇り降りでき脚への負担の少ない階段です。
設置スペースがギリギリでしたので組立は大変な作業でした。

 
一階のデッキが完成、手摺と絡んで美しいですね。
右の画像は壁の彫り込みの秘密、間仕切壁のパネル材を差し込み仕上げです。

 
床を固め始めました。仮床を一度上げて床下を掃除、断熱材の受けを施行して断熱材を敷き詰めます。
今回は密度16kg厚さ100ミリのグラスウールです。
一階のデッキも根太が掛かりました。

 
屋根葺きほぼ完了、あとは棟換気の役もののみです。大工さんは外装仕上げを進めています。

 
建物外観、これまで作らせてもらったログとは一線を画すシルエットです。
ログハウスというより「全部木の家」です。

 
屋根葺きが始まりました。屋根材はポピュラーなカラーベストコロニアルネオです。
クボタと松下が会社合併、カラーベストもノンアスベストタイプに切り替わっています。
室内の天井も仕上がりました。

 
二階バルコニーの手摺が完成、作るのに面倒なデザインですが完成すると美しいデザインです。
室内の間仕切壁を作っています。壁中央部の隙間はセトリングスペースです。

 
玄関の親子ドアが入りました。室内もドアと窓のコンビネーションが完成。
右の窓の下のログはセトリングで沈む為、この連装窓下部にはやはりセトリング対策が施されています。

 
一方では建具の取り付け中、水平垂直を見ながら丁寧に取り付けて行きます。
外側のトリムボード(額縁)とキリヨケを取り付けて外装は完了。

 
室内では床を作っています。まずは根太を、そして仮床を作っておきます。
二階では大工さんが壁に溝を掘っています。間仕切壁の出来る部分ですね。

 
野地張りの完了した屋根、で屋根屋さんが登場してルーフィングを貼っていきました。

 
大工さんはキーウェイの仕上げを器用にチェンソーで彫り込んでいます。チェンソーで上手く彫り込むには相応の
腕が要りますが、ドリルとノミでやるより断然早いです。さすがカービングも出来る大工さん。
電気屋さん登場、完全防寒スタイルで電気の配線を通して行きます。

 
大工さんは破風板と鼻隠しの加工中、これも意外と手間かかります。破風と鼻隠し付けたらいよいよ野地板張り。
野地板は地物の杉4分板、3尺5寸働きの幅広タイプ


34段積んで(最上37段)狂いもほんの僅か、若干の調整をして通しボルトを通し垂木を流します。
右側の小棟の所が玄関となります。ここでセトリングが干渉する為、妻壁側はセトリングしないよう
コーチボルトで締め込んであります。

 
二階には仮床を作ってから壁を積みました。妻壁もログです、ゲーブルエンドです。
母屋をセットしたらいよいよ棟木をセット、上棟です。

 
基礎に土台をセット、土台は地元の檜4寸角、今回は基礎パッキンです。
土台とログをアンカーボルトで締めてログを積んで行きます。

 
やっとコンクリートの打込が出来ました。ポンプ車で圧送して打込みます。ジャンカにならないよう打込むそばからバイブレータ
を差し込んで確実に底迄流し込みます。ベースから立上がりとスラブまでの一発打ちです。

 
立上がりが出来たら次は人工地盤、下から支えてステージを作り鉄筋を編みます。
基礎の立ち上りがRC梁を兼用する為、人通口で立ち上りを切る訳にいきません、底から基礎内に入れるよう
口を開けておきます。開口部は補強筋を廻しておきます。

 
地中梁が作られていきます。立上がりの配筋と型枠作業。
ここに来て天気に恵まれません。

 
 
地中梁の鉄筋が組まれました。かなり大袈裟に見えますが、構造計算から必要とされるスペックです。
構造屋さんの指示通りの太さの鉄筋が使われているか、規定数組まれているか、
コーナーの補強や接続部分の処理が正しく行われているかなどをチェックします。

 
コンテナ2本でログキットが届きました。建築地近くの広場を借りて荷下ろし。しばらくここで保管します。
今回は最長11m近いログが届いています。

 
床堀中、レベルで根切り深さを確認しながら掘り進みます。傾斜地なので土砂も搬出します。
かなり深く掘っています、表層が軟弱地盤の為、安定した地盤迄掘り下げます。
床掘終了、赤土の層の下に石の層が出て来ました。ここで建物を支持します。
これからフーチングと地中梁を作っていきます。

 
樹木伐採、結構太い檜を切りました。

 
位置決めを行いました。斜面での工事です。

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